Yohji Yamamoto
4/1/2010
Yohji Yamamotoが、東京で19年ぶりにコレクションショーをするそうです
せっかく招待して頂いたけど、その日程に夫はパリに、、、
前回パリコレの時に招待して頂いた時は、東京にいたと思う
なぜかタイミングがかみ合わない
でもいつかフロントローで是非拝見したいもの
昨年、民事再生法の適用申請を行ったYohji Yamamoto
負債額は60億円といわれ、新たに投資会社の力を借り、再スタートする事に
昨年はNYCにあったYohjiの路面店も門を閉じ、いまではY'sの商品のみが手に入るとか
昨年冬の初め、NYから撤退すると聞いてすぐ訪れたNYCのGansevoort St店
でも、その時には既にお店はしまっていました
夫、Yohjiの服無しでは成り立たない
なので、パリか東京に最低1年に一回は行かないと着たきり雀になる可能性
Yohjiの黒の靴下が手に入らなくなったら、夫だけではなく、かのS.J.氏も履く靴下がなくなってしまう
「私は、一種の裸の王様であり続けた」と語った、山本耀司氏
経営状況の悪化が彼にまで届かなかったそうだ
昨年見たヴァレンティノのドキュメンタリーを思い出す
ARTとして存在する類まれなデザイナーたちと、彼らのビジネスとしての生き残り方
古き良き鍛錬されたもの巨匠たちが経済という波に翻弄され飲み込まれ、時には消えていくのを見るのはつらい
高校生のころ、ananに山本耀司のインタビューが載っていたのを今でも鮮明に覚えている
『体、腰で着るのではなく、肩で着る服』というような表現が今でも心に刻まれている
ありがちなセクシーさではない、中から輝く女性の色香
自信があるからこそ、それをわざとらしく見せる事無くとも女性として存在感のある装いになる
20年後の今、少しづつ、Yohjiの服にトライする勇気が出てきた私
これはきっと、私のself esteemの変化と自身への覚醒に比例していると思う
この先もARTとして生き続けるブランドであって欲しいです